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話題の3D映画『アバター』レビュー(超個人的感想)

モテる女は,最新の話題に敏感でなくてはいけない…
ということで,今最も話題の3D映画『アバター』を観に行ってきました。

最近の映画はすぐDVDになるので,「家で観ればいっか…」と思ってしまいますが,
3D映画は上映装置がないと楽しめないので,映画館に観に行く価値がありますよね!

<ストーリー>
ある惑星に先住民族がいます。
人間はその星にある貴重な資源を手に入れるために,先住民族に似せた体(アバター)を作り,意識でその体を操作し,彼らに近づきます。

avatarn.jpg
左が先住民族の族長の娘,右が(中に入っている意識は)人間の主人公です。
主人公は先住民族を立ち退かせるために派遣されたのですが,彼らの文化を学ぶうち,その素晴らしさを知り,族長の娘と恋に落ちます。そんな中,人間は力づくで先住民族を立ち退かせようと,現代兵器を使って攻撃してきます…!

<以下感想>

映像に関しては大満足です!奥行きのある3D映像で,引き込まれます。目も全然疲れません。

Leona Lewis(レオナ・ルイス)が歌う主題歌"I See You"もすごくいいと思いました。
伸びやかな歌声がアバターの世界の美しい自然にマッチしていて,作品の格を上げている感じがしました。

ストーリーは,よくある話でどこかで見かけたモチーフが散見されるとは思いましたが,まあそれはつまり王道ってことですよね。

・美しく野生的な自然を描くことで,環境保護の大事さを訴える
・戦闘機やロボットが襲ってくるという,アクション・パニックムービー的要素・SF的要素
・マイノリティの文化を尊重する態度(←世界に欧米の価値観を押し付けてきた歴史に対する反省)
・E.T.に見られるような,異星人との心の交流 ※1
・アラビアのロレンスに見られるような,異分子が先導して,その民族のピンチを救うというモチーフ
・ポカホンタスのような原始民族の強いヒロイン像 ※2

※1 異星人との心の交流はよく描かれますが,そのほとんどが友情で,恋愛を扱っているのは珍しいですね。
恋愛させる場合,異星人の容姿は異星人らしくありながらもギリギリ感情移入できるレベルにしないといけませんが,この映画のヒロインの容姿はまさにそのレベル!最初はコワイ…と思っていたのですが,ずっと見ているうちに,だんだん可愛く見えてきます。
ちなみにこのヒロイン,姿は見えませんが黒人女性が演じていて,人種問題に関する問題提起とも取れます

※2 この映画では研究者も中年の女性です。これまでの作品なら博士というのは白髪の男性として描かれることが多かったと思いますが,ジェンダーフリーの時代の作品という感じですね

上記のような王道ストーリーに,近年生まれた「自分の分身(アバター)」という概念を上手く組み込む手腕はさすがキャメロン監督って感じです。

本筋と全く関係なく気になったのは,途中で主人公が,先住民族の体を操っている時と,人間の自分,どちらが現実か分からなくなってくるところです。これは興味深いテーマだと思いました。

今ってネット上での活動にはまりすぎて,現実がおそろかになる人も多いですよね。ネトゲ廃人とか。
考えすぎかもしれませんが,その風潮に警鐘を鳴らしているのかもしれません。

そういえば,昔見た「世にも奇妙な物語」の話でも,現実世界で不幸な男が「夢の中で不幸になること」を条件に,幸せな現実を手に入れるというものがありました。その男は現実で幸せになったものの,悪夢にうなされて,現実にも支障をきたし,どちらもダメになるというオチでした。

これは先ほどのネットの例に置き換えると,例えネットの世界で万能感を味わっていても,結局現実がダメなら意味はないってことですよね。

<追記>
・この映画には公式ガイドブックがあるみたいですね。アバターの世界の細かい設定(惑星の環境やそれに適応するためのテクノロジーなど)が説明されているようです。凝ってますね!

・この映画は第67回ゴールデングローブ賞の「作品賞」と「監督賞」の2冠をとりました。

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テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

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