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【超ネタバレ】観てない人は読まないでください!『シャッターアイランド』感想・レビュー(個人的解釈)

現在公開中の映画『シャッターアイランド』を観てきました。この記事はその映画を観た人向けです。

※けっこうグロいので,ホラーが好きな人以外は,はっきり言って観ない方がいい作品だと思います。

映画を観た方向けに書いているので,あらすじは飛ばして感想・私の解釈のみを。

<感想>

●ラストで,謎解きはこの程度?と思ったんですが,いろいろ考えているとやはり深い作品かもしれないと思えてきました。

●この作品が訴えたいのは,多分「現実に体験した記憶」「夢に見たこと」「起きている間の妄想(幻覚)」の区別を私たちはできていると思っているけど,実は脳が勘違いしているかもしれないということなんじゃないでしょうか。そして,自分が言っていることが真実でも,集団に否定されると自分の方が嘘になってしまうということを訴えている気もします(=民主主義の危うさ。だから赤狩りとか,ナチスのモチーフも出てくるのかもしれません)

●どの解釈もそれなりにつじつまが合うように作られているのかもしれません。だから,どの解釈(主人公狂人説/主人公正気説)もある意味正解と言えるのかも…。
(私たちは小説の中に一つの答えがあると思いがちですが,架空の小説である以上,一つの真実なんてないんですよね。)
普通の話だといろんな解釈をするとつじつまが合わなくなるけれど,この話が上手いと思うのは,自分の解釈でつじつまの合わない部分は「あれは主人公の妄想・幻覚」と説明するという逃げ道が用意されていることですね。また,他の囚人たちが狂人ということなので,彼らの言動を深読みすることも可能だし,「狂っているから意味不明のことをしているだけ」と片付けてしまうこともできますよね。

●私が考えた解釈は「主人公は本当に保安官。上陸前(船の中)から医師が彼に薬物を投与したり,脳に刺激を与えたりして,彼を洗脳している。最後の場面の彼は正気なのだが,このまま生きるより,茶番劇に付き合って手術を受けた方が楽になれると思って,洗脳されたふりを続ける。」というものです。

私の説を裏付ける(かもしれない)例
・主人公は何らかの薬物の影響を受けていることが,光に対する反応などから分かる?
 煙草も主人公に幻覚を見せるきっかけとなっている(チャックが崖を落ちた幻覚を見たのは,彼が残した煙草の煙を吸ったせいだと思われる)?
・洞窟の中の精神科医レイチェルは彼を触って起こした→つまり現実で,彼女の言っていることは真実?
・主人公に話を合わせているはずの,院長他職員の話がぶれている(相棒はいるとかいないとか)?


追記:小ネタ
●shutter islandを並べ替えるとlies and truthsになる

テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

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『シャッターアイランド』お薦め映画

人間の心こそ最大のミステリー。何分で仕掛けに気づくか、同伴者と競うも良し。ラストについて、自説を語るも良し。または肩ひじ張らず、素直に観てしっかり騙されるのも楽しいお薦め作品だ。

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No title

拝読いたしました。 最後の記述は、「truth"s"」ですね☆
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